プチプラとデパコスの板挟みで苦境
「中価格帯メイクブランド」生き残りと復活の条件
4月22日発売の「WWDJAPAN」付録の「WWDBEAUTY」は、渦中の「中価格帯コスメ」を特集します。ドラッグストアのボリュームゾーンであった2000〜3000円台のカラーコスメは、韓国コスメや中価格帯の商材も扱うプチプラブランドが台頭し競争が激化しています。今年に入ってからは、従来型の中価格帯コスメでファンを創出してきた花王グループの「オーブ(AUBE)」と「コフレドール(COFFRET D’OR)」が立て続けに販売終了を発表し、国産の“中価格帯メイクブランド”の苦戦が浮き彫りになってきました。本特集では国内の中価格帯メイク市場に何が起こっているのか、美容ジャーナリストの加藤智一さん監修のもと、現状の分析から今後の中価格帯メイク市場活性化のヒントを探ります。(この特集は「WWDJAPAN」2024年4月22日号付録「WWDBEAUTY」からの抜粋です)