PROFILE: 早坂向日葵/カンナビスオーナー
原宿は多様なカルチャーを受け入れる寛容性が魅力だ。「音楽・ファッション・アートを切り口にアウトサイダーたちが集まる場所」がコンセプトの「カンナビス」もそんな原宿の寛容性に寄与してきたショップの一つだろう。同店はクリエイティブディレクターの南貴之さんと、ワンオー代表の松井智則さんが2000年にキャットストリート沿いにオープンした。以来20年以上、音楽やアートと密接につながりカルチャーの発信拠点となっている。(この記事は「WWDJAPAN」2024年4月22日号からの抜粋です)
現在バイヤー兼オーナーの早坂向日葵さんは、大学卒業後に元親会社のアッシュ・ペー・フランス(その後ワンオーとして独立)に入社し「カンナビス」に配属された。入社をきっかけに「カンナビス」を知った早坂さんだが、入社当初から同店のコンセプトを体現するカリスマ店員として活躍した。「第一印象は、かっこいい人たちが集まっている店。平本ジョニーさんをはじめ、ファッションやアート、音楽を知る人たちがたくさんいた。先輩には服だけではなくて、生き方がおしゃれなことがかっこいいんだと教わった」と振り返る。
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