カネボウ化粧品は、店頭でのカウンセリングをサポートする新・肌測定機器「ビューティアナライザーAD �U」を導入する。解析スピードアップやアドバイス機能を充実、ニーズや時間に応じたカウンセリングを可能とし、さらなる顧客満足を提供する。2013年1月からドラッグ、専門店に、5月からGMS、百貨店に導入し、14年末までに約5000店舗への導入を計画する。
開発にあたり、店頭のビューティカウンセラー(BC)1080人の声を反映。同機器では、14項目が測定可能で、これまでの2 倍のスピードで解析は完了。総合的なアドバイスからポイントアドバイスまでニーズや時間に合わせた選択が可能だ。センサーは、コードレスタイプ。辞書画面やアドバイス情報なども表示できる。カメラは、肌の表面と内部の画像を交互に表示できる「フリッカー表示機能」などを搭載した。本体では、辞書機能を充実。生活アドバイスなどキメ細かなアドバイスが可能となった。ブランドに落とし込んだアドバイスも表示でき、切り替えが可能だ。
島上和則・美容部門 美容研究所 部長は、「肌診断を受け生活アドバイスなども表示できるところは、他にはない」と自信を見せた。