ファッション

【メットガラ2024】今年ホストを務めるゼンデイヤの「メットガラ」ルックを振り返り 

「メットガラ2024」が現地時間5月6日にニューヨークのメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)で開催される。今年は““時の庭(The Garden of Time)”をドレスコードに設け、ゼンデイヤ(Zendaya)らが共同ホストを務める。

スタイリストのロー・ローチ(Law Roach)に支えられ、これまでの「メットガラ」にもゼンデイヤはスタイル・アイコンとして出席してきた。19年にシンデレラルックを披露して以来姿を見せていなかったが、今年は共同ホストとして5年ぶりに参加する。「『メットガラ2024』は本当に開催寸前…。ネタバレをしたいところだけど、まだドレスが決まっていないから何も話せることがない」とローチは映画「チャレンジャー(Challengers)」のロサンゼルスプレミアで「コンプレックス(COMPLEX)」に語った。

迫る「メットガラ2024」を前に、ゼンデイヤのこれまでのメットガラ・ルックを振り返る。

「メットガラ2015」

・テーマ:「鏡越しに見る中国(China: Through The Looking Glass)」
・ドレス:ファウスト・プリージ(Fausto Puglisi)がデザインしたハイローのフロックは、太陽のモチーフと黒と白のパターンが刺しゅうされている。同じく太陽がモチーフのアームカフスと王冠を合わせた。
・ジュエリー:「ジャック ヴァルタニアン(JACK VARTANIAN)」のイヤリング、「リディア クーテル(LYDIA COURTEILLE)」と「パスクワーレ ブルーニ(PASQUALE BRUNI)」のリング
・シューズ:「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)

「メットガラ2016」

・テーマ:「手仕事×機械:テクノリジー時代のファッション(Manus x Machina: Fashion in an Age of Technology)」
・ドレス:「マイケル・コース(MICHAEL KORS)のスパンコールワンショルダードレス。職人が1カ月かけて刺しゅうを施したこのドレスは、まるで「グラマラスなアンドロイド」だとコース=デザイナーは語った。
・ジュエリー:「ホルヘ アドラー(JORGE ADLER)」のリング

「メットガラ2017」

・テーマ:「川久保玲/コム デ ギャルソン:間の技(Rei Kawakubo/Comme des Garçons: Art of the In-Between.)
・ドレス:川久保デザイナーの花への敬愛を「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」のボールガウンで表現。着用したドレスは2015年秋冬クチュールコレクションのもの。
・ジュエリー:「フォーエバーマーク(FOREVERMARK)」のリングとイヤリング

「メットガラ2018」

・テーマ:「天国のボディー:ファッションとカトリックのイマジネーション(Heavenly Bodies: Fashion and the Catholic Imagination)」
・ドレス:ゼンデイヤが着た華やかな鎧兜は、「ヴェルサーチェ(VERSACE)」の特注品だった。「ある晩、ジャンヌ・ダルク(Joan of Arc)の夢を見て、ジャンヌダルクにちなんだものを作ったらどうだろうと、ヴェルサーチェに電話した。そうすると彼女たちは本当に素晴らしいスケッチを持って帰ってきたよ」とスタイリストのローチは語った。
・ジュエリー:「ティファニー(TIFFANY & CO.)
・シューズ:「ジミー チュウ」

「メットガラ2019」

「メットガラ2019」
・テーマ:「キャンプ:ファッションについてのノート(Camp: Notes on Fashion)」
・ドレス:ゼンデイヤは19年メットガラのレッドカーペットにちょっとした魔法をかけた。シンデレラに扮した彼女は、妖精役を務めたローチとともにカーペットを歩いた。ゼンデイヤは、トミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)とフセイン・チャラヤン(Hussein Chalayan)が手掛けたライトアップされたドレスに、シンデレラのカボチャの馬車の形をしたクリスタルの特注クラッチバッグを添えた。さらに、ゼンデイヤは“ガラスの靴”を置いてくパフォーマンスまでみせた。ローチによると、彼女のルックはディズニー・スターから本格的な俳優へのキャリア・シフトを象徴するものだったという。
・バッグ:「ジュディス リーバー(JUDITH LEIBER)」
・ジュエリー:「ステフィール(STEFERE)」のイヤリングにリング、チョーカー

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