ポーラ(POLA)は7月1日、パーソナライズスキンケアブランド「アペックス(APEX)」の商品を5年ぶりにリニューアルします。先日行われた新商品発表会にお邪魔し、一足先にパワーアップした肌診断を体験。その様子をリポートします。
「アペックス」の進化
「アペックス」は独自の肌分析技術に基づき、顧客のプランをつくる→プランを実行する→プランをアップデートする、というフローに販売スタッフ(ポーラビューティーディレクター)が寄り添い、一人ひとりに最適化したケアを提案サポートするパーソナライズスキンケアブランドです。
進化した点は、2070万件(23年12月末時点)の肌分析データとタンパク質の分解機能に対する新知見を加え、日々変わる肌状態に合わせた“365日個肌対応”の商品(6品・75種、9900円〜1万8700円))に生まれ変わります。
また、商品の組み合わせは前回の862万通りから688万通りと減ったものの、1品あたりの機能向上と肌悩みのカバーできる範囲が広くなり、最適な1品をチョイスしてくれます。
まずは簡単なカウンセリングから
商品説明会を終え、ワクワクドキドキな肌診断に。最初はカウンセリングで、日々のお手入れや生活習慣に関しての質問に答えます。「朝と夜のスキンケアについて」「現在の肌悩み」「食生活」など、当てはまるものにチェックを入れていきます。
私の今の肌状態は、季節の変わり目のせいか左頬に赤いプツプツができていて肌荒れしていました。鎮静作用のあるスキンケアアイテムを使用して改善を試みていましたが一向に良くならず、どうしたものかと頭を悩ませていました。
口の動き「あうあう」「いういう」に全集中
次は動画分析。独自の技術“モーションスキャンテクノロジー”を採用し、肌三層(表皮、真皮、皮下組織)の細胞の働きを推測します。これにより、今の肌状態のみならず、将来の肌変化も推測可能となりました。
この動画分析では、無表情からの口の動き「あうあう」「いういう」が超重要なんです。この一連の流れを失敗してしまうと、次のステップに進めないので全集中。早速トライしましたが、「もう1回お願いします」とやはり失敗。2回繰り返してやっと成功しました。
その後は、肌の水分量を測る肌カメラで頬や口元、おでこを撮影してもらって診断は終了です。
診断結果は、透明感と弾むようなハリが魅力的の“あざやか肌”!
私の肌タイプは“あざやか肌”で、透明感と弾むようなハリが魅力的だそう! スコアは全体的に平均値で肌トーンも均一、キメも整っている、とまずまずの結果ににやけ顔が止まらず、満足していました。
ただ、表皮と皮下のケアが足りていないので、今後のスキンケアは「水分をたっぷり与える商品選びと、水分を逃がさないケアを心がけると良い」とアドバイスをもらいました。
一番スコアが低かったのは、シワ
中でも一番スコアが低かったのは、シワです。私の肌は将来シワができやすい状態だそうで、レーダーチャートを見てみるとシワの項目だけ大きく凹んでいるのがわかります。先ほどまで結果に満足していた私ですが、一気にどん底に。
さっぱりとした使用感の化粧水が好き、クリームや乳液を使うとニキビができてしまうので使用を避けてしまいがち、エイジングケアアイテムの使用頻度は週一程度など、思い当たる節がいくつかあったのですが、これらが原因でシワができやすくなっていたとは……大反省。この診断を受けていなかったらわからなかった肌の“兆し”に気付けたので、未来の肌のためにもスキンケアを見直す良いきっかけになりました。
トータルの所要時間は30分程度。自分の肌状態に一喜一憂してしまいましたが、手遅れになる前にケア方法を見直せること、「今」の肌に合った商品を提案してくれるので、改めて自分の肌に真剣に向き合おうという気持ちにさせてくれました。