ファッション

「無印良品」がマドラスチェックを用いた新シリーズを発売 残反を活用したクッションも

良品計画の「無印良品」は、インド東南部マドラス地方発祥の伝統柄を用いた“マドラスチェックシリーズ”を5月13日に発売する。紳士、婦人、キッズ、インナーウェアの合計12アイテムを「無印良品」の一部店舗とネットストアで取り扱う。

良品計画は2024年春夏シーズンの商品開発のテーマを、天然素材を活用した商品や環境への負荷軽減を考慮した商品、世界の伝統や文化に学ぶことに設定。今回は、インド東南部マドラス地方発祥の伝統柄を用いて、暑い地域で快適に過ごす衣料品の知恵を商品企画に生かした。

昔ながらの織り方で自然な表情を表現

布は昔ながらのシャトル織機でゆっくり織り上げ、空気を含んだような膨らみを持たせた。甘い密度で織った生地は糸と糸の間を風が通るので通気性がよい仕上がりとなっている。織る速度の違いや糸のテンションの差から生地の密度が不均一になるため、生地の仕上がりや柄の出方がひとつひとつ異なり、自然なムラのある表情が楽しめる。

商品を生産する際に生じた残反を活用したクッション5種類も同時に発売。数量限定で、限定店舗とネットストアで販売する。

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