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「サンマ」は秋の味覚の話ではない!

“サンマ(3マ)”と聞けば秋の味覚、サンマを思い出す人がほとんどだと思いますが、今、韓国ファッションとして人気のアルファベットMAから始まるブランド3つのことを、若者たちは“サンマ”と呼ぶらしいです。しかもそのうちの1つは、アラフォー世代以上には懐かしい「マリテ+フランソワ・ジルボー」。何のこっちゃ?という方は、本日ご紹介している記事1本目のポッドキャストを是非お聞きください。

現在販売中の「WWDJAPAN」4月29日&5月6日合併号は、韓国特集として“サンマ”をはじめとしたソウルの注目ブランドやセレクトショップ、飲食店を複数紹介しています。こちらも是非お手に取ってみてください。詳細はこのメールの一番下にあります。

「WWDJAPAN」編集委員
五十君 花実
NEWS 01

注目のKブランド、3マ(サンマ)って何?:記者談話室vol.126

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

126回目のテーマは「勢い止まらないKファッション。再注目の『3マ(サンマ)』って何?」です。「WWDJAPAN」4月29日・5月6日合併号で「韓国ブランド、強さの理由」と題した特集を掲載しています。このほど日本上陸を果たした「ジェントルモンスター」を筆頭に、韓国を席巻する人気ブランドなどを中心に、韓国ファッションの強さについて話します。大量!にいただいているお便りにもお答えしています。

「記者談話室」ではみなさまからのお便りをお待ちしております。ご感想ご意見を聞かせてください。メールアドレスは、danwashitu@infaspub.co.jp です。

記者談話室
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注目のKブランド、3マ(サンマ)って何?:記者談話室vol.126
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NEWS 02

「レディアゼル」がMD軌道修正 脱・ワンピース頼み

バーンデストローズジャパンリミテッドの「レディアゼル(RADYAZEL)」は2024-25年秋冬、MDを大幅に軌道修正する。

従来の主力商品であるワンピースの構成割合を減らす一方、Tシャツやミニスカートなど上下セパレートで着られる商品を増やし、コーディネートの幅を広げる。商品全般のテイストも、これまでは大胆な配色とシルエットバランスでモード感、はやりの韓国テイストを意識していたが、小花柄のスカート(4900円)にハートのプリントTシャツ(同)を合わせるなど甘めのフレンチガーリーに寄せた。従来のワンピースは中心価格帯が1万円を超えていたが、上下セットでも1万円を下回るようにした。

「共感から広がる」ブランドへ回帰

「レディアゼル」は2015年スタート。19年8月には、ルミネエスト新宿店のリニューアルオープン当日に館の新記録(当時)となる単日1700万円以上を売り上げるなど、ウィメンズリアルトレンドの人気ブランドに成長した。売り上げをけん引してきたのは、一枚でサマになる配色を効かせたワンピースだ。

「ただ近年は、『レディアゼル』=ワンピースという固定観念のせいで鮮度を失い、自分たちの首を絞めていた面もある」と安藤慎一郎ブランド長は反省する。ルミエエストのショップ別売上高では、19年8月以降しばらく上位に名を連ねていたが、近年はじりじりと順位を下げていた。

フレンチガーリーへの方針転換は、ブランド設立当初への原点回帰。「正直に言えば、『最近は価格が高くなってリアルに買える服がない』『本気でお客さまに薦められない』とスタッフから打ち明けられることもあった。ブランドの服が本気で好きなスタッフの、皆に広めたいという共感がリアルクローズブランドの原動力だ。この声を真摯に受け止め、再出発したい」。

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最新号の読みどころ

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反した性質はどんな文脈から生まれているのでしょうか。