アップルやアマゾンなどの大手世界企業をはじめ、ラグジュアリーブランドやモード系出版社が活用するビジュアルマーケティングソフト「ダッシュ・ハドソン」の調査によると、今回のレッドカーペッド関連でSNS上で多く言及されたキーワードは、1位から順に“ゼンデイヤ(Zendaya)”“ストレイキッズ(Stray Kids)”“#メットガラ”“アナ・ウィンター(Anna Wintour)”“トミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)”。インスタグラム、ユーチューブ、Xの3つのプラットフォームにおいて、この5つのキーワードで合計2200万以上のエンゲージメントを獲得したという。
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レッドカーペッドでエンゲージメントを獲得したセレブリティーランキング
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最も多くエンゲージメントを獲得した人物は「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」を着用して登場したストレイキッズ。75万7000エンゲージメントを得た。2位は共同ホストを務めたゼンデイヤで44万9000エンゲージメント、3位はジジ・ハディッド(Gigi Hadid)で37万エンゲージメント、4位はサラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)で34万8000エンゲージメント、5位はダブ・キャメロン(Dove Cameron)とダミアーノ・デイヴィッド(Damiano David)で34万7000エンゲージメントだった。
オンラインユーザーの一番の話題はクリス・ヘムズワース
さらに「ダッシュ・ハドソン」は、AIを搭載したソーシャル・リスニング・ツールを活用し、オンライン上で最もユーザー同士の話題を生み出したセレブリティーを割り出した。
オンライン上で最も会話を生んだのは、初参加にして共同ホストを務めた150万エンゲージメントのクリス・ヘムズワース(Christopher Hemsworth)。続いて、100万エンゲージメントのアナ・ウィンター、83万6700エンゲージメントのゼンデイヤ、44万8500エンゲージメントのダブ・キャメロン、40万6800エンゲージメントのストレイキッズの順だ。
エンゲージメント率が示す「メットガラ」のトップ5ブランド
エンゲージメント率は「いいね!」とコメントをフォロワー数で割って算出される。単にコンテンツを見ただけでなく、視聴者がどれだけコンテンツと相互作用したかを知ることができるのだ。
「ダッシュ・ハドソン」によれば、「メットガラ」のレッドカーペットにおいて、上位5ブランドがラグジュアリーファッションにおけるエンゲージメントのベンチマーク平均である0.13%を大幅に上回るパフォーマンスを示した。
1位は0.63%のエンゲージメント率を得たのは「トミー ヒルフィガー」。続いて「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」が0.49%、「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」が0.39%、「デヴィッド ヤーマン(DAVID YURMAN)」は0.24%、「ジェイコブ(JACOB & CO.)」は0.20%。これらのブランドは、ベンチマーク平均より54%〜最大384%高いエンゲージメントを獲得した。