「ブリジャートン家(BRIDGERTON)」の新シーズンが2年ぶりにスタートし、日本でも話題になっている。「ブリジャートン家」はネットフリックス(NETFLIX)が独占配信するイギリス摂政時代のロンドンを舞台にしたヒューマンドラマ。ジュリア・クイン(Julia Quinn)のベストセラー小説をもとに、ロンドン社交界でその名を知られるブリジャートン家の8人きょうだいがそれぞれの愛と幸せを追い求める姿を描いている。今回のシーズン3では、ルーク・ニュートン(Luke Newton)演じるコリン・ブリジャートン(Colin Bridgerton)とニコラ・コクラン(Nicola Coughlan)演じるペネロペ・フェザリントン(Penelope Featherington)の友だちから恋人へとかわるロマンスを題材にした。全8話は2部構成になっており、次回後半4話は6月13日に配信予定だ。
今回は全世界で注目される「ブリジャートン家」がこれまでにコラボレーションしたビューティやホームグッズなどを一挙紹介。さらに、制作会社のションダランド(Shondaland)とネットフリックスが4人の女性アーティストと取り組んだオフィシャルグッズのラインもラインアップする。最新話が話題になるたび、ブランドからの熱烈オファーは止まらない。
シーズン1
2020年12月にリリースされたシーズン1。世界中で家の中で過ごす時間が余儀なくされる中、瞬く間に作品はヒットし、“おうち需要”を期待するビューティブランドがこぞってコラボを企画した。ヤギミルクを使った製品で知られる敏感肌用スキンケアブランド「ビークマン1802(BEEKMAN 1802)」もその一つ。番組の象徴的なセリフである「I BURN FOR YOU」とデザインしたキャンドルを発売した。
シーズン2
シーズン2では、ファッションショーのバックステージでも活躍するメイクアップアーティストのパット・マクグラス(Pat McGrath)による「パット・マクグラス ラボ(PAT McGRATH LABS)」から限定メイクアップコレクションを制作。ハイライトやチーク、ハイシャドウのカラーパレットは、番組に出てくるシャーロット王妃(Queen Charlotte)が任命した“シーズンのダイヤモンド”の称号にインスパイアしているような光沢感を放つ。
シーズン3
シーズン3には、さらに多くのビューティブランドがコラボレーションしている。「バス&ボディワークス(BATH & BODY WORKS)」は番組とのオリジナルコレクションを立ち上げ、「キコ・ミラノ(KIKO MILANO)」は「ブリジャートン家」のストーリーにインスピレーションを得たコラボメイクを発売した。「リスク(RISQUE)」からはシリーズを象徴する色に着想を得たネイルポリッシュをラインアップ。中でも、“ブリジャートン・ブルー(Bridgerton blue)”は有名なカラー。英国発のナチュラルコスメブランド「ラッシュ(LUSH)」によるバスボムやパフュームなど全6アイテムは日本でも販売になったばかり。
ビューティ以外とも多数のコラボレーション。ウエディングブランド「アリュール・ブライダルズ(ALLURE BRIDALS)」は、ロマンチックな花嫁のためのウエディングコレクションを発表。フードブランド「インターナショナル・デライツ(INTERNATIONAL DELIGHTS)」は、コーヒーに合うクリーマーとアイスコーヒーを製作した。一方で「ザ・リパブリック・オブ・ティー(THE REPUBLIC OF TEA)」からはキャストをプリントした缶がファンにはたまらない紅茶を用意。豪華に装う犬たちも番組には多く登場しており、ドッグウエアブランドの「マックス ボーン(MAXBONE)」は子犬のためのおもちゃやアクセサリーのラインをローンチした。
4人の女性アーティストと作成した公式グッズは、ニューヨークを拠点に活動するタトゥーアーティストで「ガール・ニュー・ヨーク(GIRL KNEW YORK)」のブランドも知られるミラ・マライア(Mira Mariah)によるものも。スエットプルオーバーや手鏡に加え、番組にインスパイアされたアートワークを掲載した日記帳を販売している。