オーガニック原料を含むナチュラルなネイル、ハンド、ヘアケアアイテムを展開する「uka(ウカ)」の、海外でのセールスエージェントが「レインボー ウェーブ ショールーム(Rainbow Wave Showroom)」に決定した。
「レインボー ウェーブ ショールーム」は、2002年に設立された、ロンドンとNYにあるショールーム。コレクションの時期に合わせて両ショールームだけでなく、パリなど各都市をまわり、取り扱いブランドのセールスおよびPRを行っている。主に「ティムコペンズ」「ベラ・フロイド」などのファッションブランドを中心に取り扱ってきた。12年にルーチア・レステリ=グローバルセールスディレクターがビューティ部門を立ち上げ、新たに「uka」の欧州(フランスを除く)およびアメリカにおけるセールスエージェントとして活動を開始することとなった。
「『uka』を知ったのは、パリのコレットで『uka』とコレットがコラボレートして作ったネイルオイルを手にしたときのこと。洗練されたパッケージデザインや使用感、お手入れするのが楽しくなるような香りにひかれた。ストーリー性のあるアイテムを扱う弊社の方向性ともマッチしていたので、是非契約したいと考えるようになった」とルーチア・グローバルセールスディレクターは語っている。
一方、渡邉ウカ社長は「『uka』製品のストーリーや継続して使用してもらうための工夫を、私から話す前に理解してくれていたので、安心してお任せすることができる。『uka』は、ネイルケアの習慣を普及させたくて立ち上げたブランド。立ち上げ当初は周囲から『ネイルオイルなんて売れるわけない』などとも言われたが、意識の高い人から顧客が増え、次第に一般の人まで広まっていった。海外では、日本以上にデザインが先行しているので、ネイルが傷んでいる人も多い。日本と同様に、意識の高い人から広まってくれれば、と考えている。『uka』製品は海外の安価な製品と比べると高価格帯なので、ファッションやライフスタイルとからめる形で、ストーリー性も含めて提案していってもらいたい」と話す。
その点はルーチア・グローバルセールスディレクターも理解していて、「『uka 』製品は、規模は小さくても、感度が高い顧客がいるショップに提案していく。そういうショップならば、顧客が製品のアンバサダーになってくれる」と話す。現在、既にバイヤーからの好反応を得ており、各地で取り扱いを申し出ているショップがあるという。今後は、「uka 」製品を使用したスパのイベントを行うパートナーなども探していきたい考えだ。