ロレアルUSAは、生細胞を使った3Dプリントによって人工臓器の製造する機器の開発を実現したオーガノボ社との提携を発表した。今後、オーガノボ社が特許を持つバイオ3Dプリンティング技術に投資することで、皮膚科学に基づいた製品開発などを行っていく。
米サンディエゴに本社を構えるオーガノボ社は、生細胞を3Dプリンティングし、人工臓器を製造する機器を製造・販売しているベンチャー企業。バイオ3Dプリンターで作られた皮膚や臓器は、人体内の臓器と同等の形や機能を有すると言われている。同社と化粧品会社との協業は、今回が初めてとなる。