ロレアルUSAは、6月1日付でマリー・グリンを最高マーケティング責任者(CMO)に指名した。現在グーグルに勤める、マーク・スパイシャットの後を継ぐ。
グリンはこれまで、ビオテルムでコミュニケーションとeコマースのディレクションを行ない、ロレアルがライセンス権をもつ「ディーゼル」や「ヴィクター&ロルフ」などの香水を発売する際には、メディアコンテンツに携わってきた。2010年、ロレアルパリのマーケティング部門の責任者に就任。コンテンツやサービスの開発、デジタルの基盤作り、スポンサーシップ、イベントなどについて、8つの地域に分割した60ヵ国の戦略を取り仕切ってきた。
スパイシャットは10年にロレアルのCMOに就任。アイフォーンなどの画面をメイク用ミラーに変えるアプリ「メイクアップ ジーニアス」を4月に発表したばかり。