ファッション

パリ発ジュエラー「ブシュロン」の表参道店が移転オープン サロン併設の宝石箱のような店舗

パリ発ジュエラー「ブシュロン(BOUCHERON)」の表参道店が5月24日、移転オープンする。表参道ヒルズ本館1階のイーストエントランス脇から、西館の「ワイズ(Y’S)」と「マルニ(MARNI)」の間に移転、店舗の広さは、約72平方メートルから約126平方メートルに拡大。昨年秋に移転した銀座本店同様、自然の美しさから着想源を得た緑あふれるデザインが特徴。ファサードには、明治神宮の杜から着想を得た自然がLEDスクリーンに投影され、メゾンのマスコット的存在であるネコのウラジミールが気ままに遊ぶアニメーションが流れる。

店舗のエントランスホールは、メゾンの代表的モチーフの一つであるアイビーを施した藁のマルケトリー(象嵌細工)で彩られた開放的で華やかな空間が広がっている。美しい色彩で彩られたブライダルエリアやVIPサロンを設置した同店舗はまるで、宝石箱のよう。同店舗では、アイコンの“キャトル”“セルパンボエム”からハイジュエリーまでそろえる。

表参道におけるジュエリー市場を牽引

 多くのジュエラーが本店を構えるのは銀座だが、表参道もジュエラーにとって重要なエリアになりつつある。ラグジュアリー・ブランドの旗艦店が軒を連ねる表参道は、国内外の感度の高い消費者に人気のショッピングエリアだ。今まではファッションが中心だったが、ここ数年、「ティファニー(TIFFANY & CO.)」や「ブルガリ(BVLGARI)」などのジュエラーが続々と路面店を出店。「ブシュロン」は2016年3月に表参道ヒルズに出店。同じくヒルズにブティックを構える「ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)」と共に、表参道におけるジュエリー市場を牽引してきた存在だ。「ブシュロン」では、銀座本店や表参道店の拡大移転オープンに続き、百貨店内の店舗でも最新の店舗コンセプトを反映するなど投資を継続するようだ。

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