資生堂は世界88の国と地域で展開するグローバルブランド「シセイドウ(SHISEIDO)」の最高峰シリーズ“フューチャーソリューション LX”を刷新し、9月1日に新たに発売する。日本古来から続く美と伝統、地球環境負荷の最小化を取り入れた“ジャパニーズ・コンシャス・ラグジュアリー”を提案し、日本ブランドならではの世界観と最先端テクノロジーで世界にアピールする。
“フューチャーソリューション LX”は資生堂の皮膚科学研究と植物研究を融合させたブランドとして2009年に誕生。発売15周年を機に、最先端テクノロジーを搭載しつつ、日本的なラグジュアリーを提案するブランドに生まれ変わる。アイテムは洗顔フォーム、保湿液、美容液、クリーム、目もと・口もと用クリームなど全6種11品で、パッケージデザインは茶道で用いられる茶道具をモチーフにしたほか、夜用クリーム“トータル Rクリーム”(50g、3万7400円/リフィル3万6850円)の蓋には西陣織の老舗、細尾のテキスタイルブランド「ホソオ(HOSOO)」による西陣織の生地を使用。 日本の伝統的な畳縁(たたみべり)の素材や織の美しさに着目し、クリームの台座に見立てた。ほか、良いものを長く使い続ける日本の美意識も反映し、リサイクルガラスやプラスチックを活用しつつ洗顔フォームを除くすべての商品でリフィルを発売する。
アイテムはマルチに使える全6種11品
洗顔フォーム以外のアイテムには、シリーズ共通成分として日本古来の植物、エンメイソウを含む新たな独自成分“ロンジェネビティ サイエンス”を配合した。保湿液“コンセントレイティッド ブライトニングソフナー”【医薬部外品】(170mL、1万4300円/リフィル1万2500円)と美容液“インテンシブファーミング ブリリアンスセラム”(50mL、3万1900円/リフィル3万1350円)には資生堂独自の美白有効成分4MSKも採用。ほか、選択的洗浄成分やエンメイソウを配合した“エクストラ リッチ クレンジングフォーム”(134g、6600円)、SPF30・PA++++のUVカット機能も備える日中用クリーム“トータルプロテクティブクリーム”(51g、3万1900円/リフィル3万1350円)、集中ケアクリーム“アイアンドリップコントアRクリーム”(17g、1万8700円/リフィル1万8150円)もそろえる。
これらアイテムには、一つのものを多用な用途で活用し長く大切にするという日本の文化「一物多用」の考えを取り入れた。洗顔フォームは泡マスク、美容液はマッサージ、日中用クリームはプライマーなど、同じアイテムでも気持ちや肌に合わせて目的を変え、マルチに使用できる設計にしている。