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「メデュラ」がブランドリニューアル “パーソナライズ”のトップランナーとしての現在地を探る

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PROFILE: 深山陽介/スパーティー代表兼CEO(右)、蒔野裕介/スパーティー開発担当

深山陽介/スパーティー代表兼CEO(右)、蒔野裕介/スパーティー開発担当
PROFILE: (みやま・ようすけ)1988年千葉県生まれ。慶應義塾大学理工学部卒業後、博報堂に新卒入社。大手通信会社の営業職を経て、数多くのクライアントのデジタルマーケティング戦略策定に従事。2017年5月に退職し、スパーティーを創業。(まきの・ゆうすけ)1991年大阪府生まれ。関西学院大学社会学部卒業後、アパレルメーカーとヘアサロンを経て、スパーティーに入社。ヘアケア商品のブランドマネジメント・BizDev・PRと幅広く従事。PHOTO:YOHEI KICHIRAKU

スパーティーが展開するパーソナライズヘアケア「メデュラ(MEDULLA)」は3月、大幅なブランドリニューアルを実施した。これまで蓄積してきた約50万回分もの髪質診断データと、累計診断回数600万回以上の実績を元に、処方を改良し、過去最高 約7万通りの組み合わせにアップデートした。

リニューアルのポイントは主に3つ。1つはパーソナライズ・処方のアップデートだ。「これまでの処方でも満足感は高かったけれど、ベースのヘアケア機能を上げるため、サロン専売品の技術である“ダメージセンサー技術”を搭載した。ダメージホールを探して、それに合った最適な成分でケアするテクノロジーで、パーソナライズの考え方とも合致している。その技術により、プレエイジングケアにも対応できるようにアップデートした」と、深山陽介代表兼CEOは話す。

「これまでになかった体験として、ボトルとチューブ1本1本にお客さまの名前を印字してお届けする。ひと目で自分専用と分かり、パーソナライズ感がよりアップする。また、ボトルやポンプの色を液色と同色に設定。ポンプをボトルにセットする際、香りと見た目でより楽しめるようにした。容量を増やして価格を下げたことも併せて、顧客の幅を広げていきたい。われわれが2018年に『メデュラ』をローンチして以来、他にもパーソナライズをうたうブランドが登場してきた。当社はパーソナライズに関しては“日本初”かつ“最大”のブランドを展開しているという自負があり、市場を広げるために進化していきたい」。

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