ビジネス

百貨店の店舗別売上高ベストテン 2023年度、強い店はより強く

有料会員限定記事

百貨店の主要店舗の2023年度売上高(総額売上高)が出そろった。22年度までは国内の富裕層がけん引していたが、23年度は5月にコロナが5類に移行したためインバウンド(訪日客)の急回復が加わり、売上高トップ10のうち4店舗が過去最高を更新した。一方で訪日客や富裕層の恩恵が薄い郊外や地方の百貨店は引き続き低調で、閉店も相次いでいる。(この記事は「WWDJAPAN」2024年5月27日号からの抜粋です)

百貨店の主要店舗の23年度売上高のトップ10は下記の図表の通り。セブン&アイ・ホールディングスから売却されたそごう・西武の業績が今年度から非公開になったため、22年度に3位だった西武池袋本店は除外された。それ以外の順位に大きな変動はないものの、東西の横綱と称される伊勢丹新宿本店と阪急本店(阪急うめだ本店、阪急メンズ大阪)が群を抜いた好調ぶりだ。両店とも2年連続で過去最高売上高を大幅に更新した。

20203年度 百貨店の店舗売上高トップ10

この続きを読むには…
残り1997⽂字, 画像4枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。