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「ファイバープレックス」からブリーチ毛に特化したホームケアが誕生 MattとZuttiに聞く自身のハイトーンヘア事情

ヘンケルジャパン シュワルツコフ プロフェッショナル,ファイバープレックス ボンドケア

サロンブリーチ市場をリードするシュワルツコフ プロフェッショナルの「ファイバープレックス」から6月21日、ブリーチ&ハイトーン毛のためのホームケアシリーズ“ファイバープレックス ボンドケア”が登場する。5月29日に開催した商品発表会には、タレントのMatt Rose、美容クリエイターのZutti Mattiaが登壇し、トークショーを実施。ハイトーンヘアにこだわる2人が商品の魅力を語った。

資生堂プロフェッショナルの
知見を生かした
“One ヘンケル”初の商品

ヘンケルジャパンは2022年から資生堂プロフェッショナルが傘下に加わり、“Oneヘンケル”として新体制を築いてきた。このほど発売する“ファイバープレックス ボンドケア”は、「ファイバープレックス」のテクノロジーと、資生堂プロフェッショナルの商品開発で培われた知見を融合した“One ヘンケル”として初の商品だ。

高まるブリーチ需要に応えたホームケア 
サロンクオリティーの技術を搭載

ヘンケルジャパンの調査によれば、ヘアサロン業界におけるブリーチ需要はこの3年で約2倍に伸びているという。この背景には、インスタグラムなどのSNSでの“映え”やコロナ禍のマスク生活のために、顔周りの印象を明るくするハイトーンカラーが支持されるようになったことが挙げられる。K-POPのトレンドの影響や“白髪染め”の手段としてブリーチを取り入れる人が増えたこと、また髪色の規制を見直す企業が増えたことも追い風になったといえる。いまやブリーチヘアは一時的なトレンドから定番のスタイルへと変化してきたのだ。

“ブリーチを日本のあたりまえに”をコンセプトに掲げ、2017年に誕生した「ファイバープレックス」は、毛髪を保護・強化するブリーチ剤をはじめカラー剤などでヘアサロン業界に革命を起こした。“ファイバープレックス ボンドケア”は、毛髪強化システム“ファイバーボンドテクノロジー”を搭載し、従来商品と比較し毛髪保護・強化効果は11.9%、コーミングのしやすさは6.9%上昇。さらに水分を保持する“SPモイスチャライジングコンプレックス”、ドライヤーやアイロンの熱に反応し髪を保護しながら補修する“ヒートアクティブプロテイン”を配合し、ブリーチ毛の悩みである枝毛や切れ毛をケア。使うたびに毛髪を保護・強化し、指通りが良く美しいハイトーンカラーをキープする。

理想のホームケアでかなえる
自由自在なヘアカラー

ヘンケルジャパン シュワルツコフ プロフェッショナル,ファイバープレックス ボンドケア

5月29日、表参道ミュージアムで開催した“ファイバープレックス ボンドケア”発表会。本商品の開発背景について「『ファイバープレックス』は高まるブリーチのニーズに着目し、現場に立つ美容師達がダメージを気にせずヘアデザインを追求できるよう、最適な商品の開発を続けてきた。その中で、サロンワークにおけるダメージは防げてもホームケアが不十分であれば最適なヘアカラーを続けることが難しいことが分かり、自宅でも本格的なケアができる商品の開発を始めた」と山本麻紀子ヘンケルジャパン マーケティング部カラー・パーマグループ シニアブランドマネージャー。発表会の終盤にはタレントや音楽家として活動するMatt Rose、高いメイク技術で支持される美容クリエイターのZutti Mattiaが登場し、トークセッションを行なった。

ハイトーンヘアを愛するMatt & Zutti 
「ネガティブな固定観念を変えたい」

日頃から美容情報をシェアし、行きつけの美容室も同じだというMatt RoseとZutti Mattia。美容感度が高い2人に“ファイバープレックス ボンドケア”の使い心地やブリーチヘアを続ける理由を聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):“ファイバープレックス ボンドケア”の気に入っているポイントは?

Matt Rose(以下、Matt):有名なヘアメイクアーティストがYouTubeで紹介していたのをきっかけに、「ファイバープレックス」のヘアオイルを使い始めた。香りも使い心地も気に入っていたので、今回イベントに参加できてうれしい。“ファイバープレックス ボンドケア”はシャンプー時や乾かすときの指通りが良くなり、翌日も滑らかな手触りが続く。さらに、アイロンを使わなくてもスタイリングがしやすくなったことや、海外にいるような気分になれる香りも気に入っている。ブリーチをしていなくても、カラーをしている人はぜひ試してほしい。

Zutti Mattia(以下、Zutti):普段通っている美容室で「ファイバープレックス」を扱っていてブランドを知った。実際に“ファイバープレックス ボンドケア”を使ってみて、サロン帰りのような仕上がりに驚いた。髪のごわつきや乾燥が気になる人、また髪の摩擦ダメージが気になりやすいロングヘアの人にもおすすめだ。

WWD:2人がハイトーンカラーにしたきっかけは?

Matt:学生時代にブライダルモデルをしていたが、メイクを頑張ってもなんとなくあか抜けないような気がして。美容院に行って地毛を“透明感ヘアカラー”に染めてもしっくりこず、ブリーチに挑戦した。脱色した後にカラーをすることで仕上がりが全然違うことを知り、ブリーチカラーが自分の中で定番に。一時期はホワイトヘアに憧れ、1日に7回ブリーチしたこともある(笑)。

Zutti:幼い頃から金髪への憧れが強く、ハイトーンヘアに魅力を感じていた。黒髪が多いアジア人の中で、人とは違う強い個性を放つ髪色が好き。もはやハイトーンカラーは自分のアイデンティティー。3年くらい、3週間に1度ブリーチすることを続けているので、“自分はハイトーンでなければいけない”という使命感を感じるくらい(笑)。

WWD:美容に関する発信を行う2人だが、ハイトーンカラーを通じ伝えたいことは?

Matt:昔一緒にパリに行った様子をZuttiがYouTubeに上げた際に、 “アジア人が金髪で主張の激しいブランドを身に付けて歩くなんて”とコメントが届いた。昔は髪色を染めたりカラコンを入れたりすることで、“白人至上主義”“外国人コンプレックス”と言われることもあったかもしれないが、今は純粋におしゃれを楽しんでいい時代。「ブロンドにする=自分のアイデンティティーにコンプレックスがある」と思っている人はまだいると思うので、そういった固定観念を変えていけたらうれしい。

Zutti:髪色を変えると新しい自分に出会えるし、自信につながるかもしれない。Mattが話したように、自分たちが美容やファッションを発信することでおしゃれに対する人々の考え方を変えていきたい。「ファイバープレックス」のように商品や技術もどんどん進化していくと思うので、数年後にはもっと、より多くの人が自由に髪色を楽しめるようになっているのが理想だ。

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