現場で働く若手社員たちは、日々どのように“修正”を繰り返しているのか。取材の中でキーワードとして浮上したのは、若手に任せて挑戦を後押しする社風。「失敗しても怒られない。ただし、その後にアップデートせずそこで止まっていたら怒られる」「思考停止での前年踏襲にはシビア」という言葉が、象徴している。部門の壁や上下関係を超えた風通しのよさが、そうした社風につながっている。(この記事は「WWDJAPAN」2024年6月3日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)
店長
林歩美/ドットエスティストア ミッテン府中店店長
自主性を引き出す教育
自分も誰かの理想像になりたい
林歩美さんは学生時代、地元・熊本の「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」の店舗でアルバイトをしていた。他ブランドのヘルプに入る機会もあり、当時から、「複数のブランドの服を組み合わせてスタイリング提案ができたらいいのに」と思い描いていたという。新卒入社後、「ローリーズファーム」に配属され、中国・四国エリアの店舗で働いていたが、学生時代の思いをかなえるチャンスが舞い込んできた。ブランド複合のOMO型業態「ドットエスティストア(.ST STORE)」の立ち上げだ。公募に手を挙げ、2021年に同業態のミッテン府中店に異動、翌年に店長となった。
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