販売員出身で「誰でもハイクオリティーな写真が撮れる」をモットーに活動するヴィジュアル・アドバイザーの木村麗さんが、主にファッション&ビューティの販売員に「すぐに使える&誰でもできる」インスタグラム攻略法を伝授します。今回のテーマはこれから本番を迎える「梅雨」。実はうまく攻略できるとすごく使える投稿ネタになるんです。(この記事は「WWDJAPAN」2024年6月3日号からの抜粋です)
いよいよ「梅雨」到来。梅雨ネタにするワケ
こんにちは。もう6月ですね。あっという間に1年の半分が過ぎようとしています。だんだんとムシムシ湿度が高くなってくると、いよいよやってくるのが「梅雨」です。アパレル販売スタッフの皆さんの中には梅雨をすっ飛ばして「夏服」や「夏コーデ」など、「夏」というフレーズを使ったリールや投稿をしている人も多いと思います。インスタグラムでは、少し先の旬な情報に数字がつきやすいためダメというわけではありません。しかし、季節の変わり目もスルーせず、タイムリーな情報発信も可能なんです。ということで、今回のテーマは、「梅雨時期にピッタリな投稿」です!梅雨時期を象徴するような投稿って何?どんな撮影、どんなアイテムを使って投稿するのがいいの?などなど、この時期に投稿した方がいい情報について話していこうと思います。それではスタートです!
外での撮影編
「梅雨」といえば雨。でも、この天候の悪さを逆手に取ってふんだんに使ってしまいましょう。当たり前ですが、日本人は雨の日は傘をさす人が多いですよね?雨=傘のイメージがしっかりあるので、いつも撮影しているスタイリングスナップも傘を持つだけで「梅雨らしさ」につながりますし、また、雨が降っていなくても傘をバッグと一緒に持つだけでも梅雨らしさの時期を演出できますよ!傘をささなくても、背景に雨が写っていれば、雨宿りしているような雰囲気を出せます。あとは水たまりや地面が雨でぬれている状態などを使うのもよし。思っている以上にすてきに撮影できますよ!傘を活用する場合のおすすめは透明のビニール傘。色つきの傘や黒い傘でもいいのですが、顔周りが暗く写ってしまうので注意が必要です。また、傘を少し上の方に持ってくると顔や体に邪魔せずにきれいに撮れます。
POINT1 水たまりスナップ
水たまりは色々と使えます。浅くて大きめの水たまり、または地面が濡れている場所を選ぶのがポイントです。動きすぎると水面が動いてしまい反転して写り込む街並みや空がふにゃふにゃになるので気をつけて撮影しましょう。補足ですが雨上がりの晴れ間がのぞくタイミングも最高に綺麗です。
POINT2 雨を活用
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