ファッション

グローバルブランド「Za」が来年3月末で日本市場から撤退

 エテュセはこのほど、スキンケア・メイクアップブランド「Za(ジーエー)」の日本国内の取り扱いを2015年3月末で終了することを発表した。今後は、アジアを中心とした海外での販売に特化する。

 「Za」は、エテュセの親会社である資生堂が中間所得層向け攻略ブランドとして1997年に立ち上げた。グローバルメガブランドとしてアジアを中心に8の国と地域で展開していた。日本では12年9月から販売し、バラエティーショップを中心に377店舗(14年10月末時点)で扱っていた。
今回、資生堂が掲げるブランドの選択と集中の方針に基づき、「Za」の日本展開を終了。現在、中国・台湾・香港・シンガポール・マレーシア・マレーシア・インドなど13の国と地域に販売網を持つが、今後は海外市場を中心に販売していく。

 日本導入時から「Za」を展開するプラザは、64店舗で取り扱ってきた。「20代前半がコアターゲット。プラザでは他ブランドより年齢層が若い傾向にあった。『アミノミネラルジェル』をはじめ、昨年冬に発売された保湿系クリームなど売れ筋商品は好調を持続していた」とプラザの担当者。また、「期待していただけにとても驚いている」と語った。

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