「バルマン(BALMAIN)」は6月5日、パリ・メンズ・ファッション・ウイーク中の21日に行う予定だった2025年春夏メンズ・コレクションのショーを、秋に延期することを明らかにした。
同ブランドは、3月18日に退任したジャン・ジャック・ゲヴェル(Jean-Jacques Guevel)前最高経営責任者(CEO)の後任として、4月15日にマテオ・スガルボッサ(Matteo Sgarbossa)新CEOが就任したばかり。「およそ1カ月前にCEOが交代したことに伴い、25年春夏メンズ・コレクションのショーの日程を変更し、9月のパリ・ファッション・ウイーク中に開催する」との声明を発表した。どのような形式でコレクションを披露するのかなどの詳細は、現時点では明らかになっていない。
「フェンディ」はパリ・オートクチュールへの参加を見送り
また、5月15日には、「フェンディ(FENDI)」が6月24〜27日に開催されるパリ・オートクチュール・ファッション・ウイークへの参加を見送ることを発表。これは、ショーやイベントのスケジュールを社内で見直しているためだという。
なお、同ブランドを6年にわたって率いたセルジュ・ブランシュウィッグ(Serge Brunschwig)会長兼CEOは、5月下旬に退任。後任として、親会社であるLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)のピエール・エマニュエル・アンジェログロウ(Pierre-Emmanuel Angeloglou)LVMHファッショングループ マネジング・ディレクターが、6月1日付で就任している。