ファッション

「スープストック」が「カレーストック」になる2日間 老舗メーカーと開発した“本気のカレー”を楽しめる夏祭り

「スープストック トーキョー(SOUP STOCK TOKYO)」(以下、スープストック)は6月21、22日の2日間、カレーを楽しむ夏祭り「カレーストック トーキョー(以下、カレーストック)」を開催する(白馬店を除く外食全店舗と、家で食べるスープストック一部店舗)。同イベントは今年9回目、2日限りのカレー専門店としてインドをはじめ世界各地を旅して生まれた“本気のカレー”8~12種類を提供する。

今年の新作は南インド発その名も“ラッチャ”

今年の新作は、“バルタラッチャチキンカレー(南インド風ローストココナッツカレー)”で、通称“ラッチャ”。ローストココナッツのシャリシャリとした食感とカレーリーフの香ばしさに、10種類以上のスパイスと塩麹の隠し味が効いた一品だ。また、初のキッズカレー“7種類の野菜の辛くないマイルドカレー”が登場。8大アレルゲンを全く使用せず、玉ねぎやキャベツなど7種類の野菜を素材の水分だけで煮込み、すりつぶしたマイルドな旨味が詰まったカレーで、子どもはもちろんのこと大人も楽しめる。他、人気の酸味と大葉が爽やかな人気の“豚トロのビンダルーカレー”や通好みのほっとする優しい味わいの“花椒の麻婆カレー”、豚肉とヘチマが入ったさっぱり味の“白いスパイスカレー”などをそろえる。

おすすめは、1度に2種類のカレーが楽しめる“カレーとカレーのセット”で、組み合わせは28種類以上。料金は、カレーライスが730円〜、“カレーとカレーのセット”が1150円〜、3種類のカレーを楽しめる“カレーとカレーとカレーのセット”が1570円〜。キッズセットは、“7種の野菜の辛くないマイルドカレー”ドリンク付きで680円。黄色いものを持参し、注文時にスタッフに見せると“何かいいこと”があるという。

老舗メーカーとジャズセッションのようにして生まれる“本気の味”

今年25周年を迎えるスープストックは、今まで300種類以上のスープを作ってきた。スープメニューのうち、1〜2種類カレーを提供してきて、一気にカレーを紹介しようということで2016年にスタートしたのが夏祭り「カレーストック」だ。同社では、カレーもスープ同様、食材のおいしさを引き出しながら開発。「カレーの懐の深さを知ってほしい、1杯のカレーから新しい食文化や発見があれば」という思いから“本気のカレー”80種類以上をつくってきた。そのため、“ビンダルー”や“サンバール”など本場のネーミングをそのまま使用しているメニューも。チェーン店で“本気のカレー”を何種類も開発するのは至難の業だ。スープストックでは老舗カレーメーカーをはじめ、数社とこだわりや専門知識、技術をジャズセッションのように掛け合い、磨きあいながら開発している。

社員全員で文化祭のように取り組む毎年恒例の夏祭り「カレーストック」。通常よりも3割程度来店客が増えて、中には2〜3時間並ぶ店舗もあるほどの人気だという。

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