森下宏明エース社長に聞く起用理由
エース(東京、森下宏明社長)傘下のスーツケースブランド「ゼロハリバートン(ZERO HALLIBURTON)」は、サッカー日本代表の三笘薫選手とアンバサダー契約を結んだ。
森下社長は三笘の起用理由について、「グローバルな活躍ぶりやサッカーに対するストイックさなど、本人の生き様や姿勢に共感し、『ゼロハリバートン』のブランドコンセプトである“In Pursuit(追求)”とも一致したため」と述べる。
三笘選手に単独インタビュー
WWD:「ゼロハリバートン」との出合いは?
三笘薫(以下、三笘):僕が中高生のころ、兄が使っていて親近感があった。
WWD:「ゼロハリバートン」は、上質さと機能性を併せ持つスーツケース界のユーティリティープレーヤーといえる。同じくユーティリティープレーヤーである三笘選手が、同ブランドについて特に優れていると感じる点は?
三笘:内容物をしっかり守ってくれること。僕は1泊の予定でも2泊分の下着を持って行くタイプで、すぐに荷物が増えてしまう(笑)。それに加えて、筋肉をほぐすマッサージガンや超音波の出る装置など精密で高価なものも持ち運ぶので、「ゼロハリバートン」の収納力とアルミニウムケースの保護力は心強い。キャスターのスムーズさにも感動していて、イングランドの石畳もストレスなく持ち運べる。傷が付きにくく、神経質に扱わなくて良いのもうれしい。
WWD:デザイン面の評価は?
三笘:ソリッドでスタイリッシュ。存在感がありつつも、場所ごとに溶け込んでくれる。
WWD:スーツケースに必ず入れているものはある?
三笘:アウェーの試合のときなどは、普段から飲んでいる水(500mL)を2本ほど携行する。やはり体に入れるものには気を付けたいし、100%以上のパフォーマンスを発揮したいので。
WWD:最後に少しプライベートな質問も。「ゼロハリバートン」を持って夫婦で出掛けるとしたらどこに行きたい?
三笘:これまで行ったことがないところに行ってみたい。例えば四国で、本場のおいしいうどんを食べてみたり。「ゼロハリバートン」はシンプルなので、女性が使っても良いと思う。
三笘選手と「ゼロハリ」のプロフィール
三笘は、1997年5月20日生まれ、大分県出身。川崎フロンターレを経て、現在はイングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに所属する。2022年に結婚を発表した。
「ゼロハリバートン」は1938年、アメリカ中西部で創業した。NASA(アメリカ航空宇宙局)の依頼によりアポロ11号用に“月面採取標本格納器”を製造し、69年に月の石を持ち帰ったエピソードで知られる。アルミニウムケースがブランドアイコンだ。2006年、エースが買収した。
PHOTOS : NORIHITO SUZUKI