出ましたね!お化けじゃないですよ、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)による「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のファーストコレクションのことです。正式なファーストコレクションは9月29日にパリで発表される2025年春夏コレクションになるのでしょうが、「最初に見る」という意味では昨日披露した2025年リゾートコレクションがお初。しかも出すわ、出すわ、メンズとウィメンズ合わせて171ルックを怒涛の公開です。ミケーレが「ヴァレンティノ」に就任したのは4月2日。わずか2ヶ月でこの内容は、それこそアトリエ全体が寝食忘れる勢いで仕事をしたのではないでしょうか。
ファーストコレクションに注目したのは、ミケーレによる「グッチ(GUCCI)」のデビューが痛烈だったから。その衝撃を期待して下記の記事を見ました。
感想は「既視感がある」が正直なところです。レトロな70年代調、パールを重ね付けする装飾、シルクスカーフなどに多用する華やかなプリント、透ける素材やレースを多用した官能性、大胆なロゴ使いなどは「グッチ」時代と通じるものがあります。クルーズコレクションだからか、トーンはやや抑え目ですが9月のコレクションではこの世界観を爆発させるのでしょう。
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