矢野経済研究所は、2013年のホームファッション市場の調査結果を発表した。市場規模は、前年比101.8%の3兆1459億円と予測している。
ホームファッション市場の7分野「ベッドリネン・寝具」「タオル製品」「ナイトウェア・ホームウェア」「ホームファニチュア」「インテリアファブリックス」「ホームライティング」「キッチン・テーブルウェア」を調査。好調の主な要因は「大型小売チェーンの低価格品に加え、"本物志向"により高価格品の需要が戻ったこと」としている。新規オープンした商業施設や、ファッションビルに入居するショップも勢力を拡大。加えて「百貨店などの従来販路は、適正な売上規模への見直しを図るなどして収益性重視にシフトしている」という見解から、引き続き市場が拡大すると予想する。
アウトレットへの出店やECサイトの開設など、販路開拓を進める企業が増加する一方、「消費者志向の"多様化・複雑化"によって販路の選別が強まる」。11年、12年と2年連続でプラスに推移した同マーケットには、衣・食・住とライフスタイル全般の充実を図るトレンドが影響しているとも考えられる。
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