松屋銀座は今年、12年ぶりとなる大規模改装を婦人服中心に実施し、9月にグランドオープンする。対象フロアは、5階紳士服と8階レストラン、屋上をのぞく7フロアで、改装面積は7000�u。改装費に30億円を投資し、改装後1年間の売上高は前年比104%の570億円を目指す。
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2階は、"インターナショナル・ファッション"ゾーンとし、現在展開している「プラダ」などに加えて、「セリーヌ」を4階から拡大移設。「モンクレール」や「ジル・サンダー」も移設し、「トレンドをリードするA級のインターナショナル・ファッションが揃い、銀座でインターナショナル・ファッションと言えばココと誇れるフロアとする」(古屋毅彦・松屋取締役執行役員本店長)。また、ラグジュアリー・シューズを強化。主力の「クリスチャン・ルブタン」を改装し、東日本初となる「ロジェ・ヴィヴィエ」を導入する。
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3階は、2階からハンドバッグを移設し、婦人靴と併せて売り場を再編。婦人服は、コンテンポラリーデザイナーズゾーンを設け、「アリス アンド オリビア」「ミリー」「イッサ」「アーペーセー」を導入し、再編するNBブランドと併せて新しいキャリアゾーンを構築する。
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4階は、ランジェリーを3階から移設すると同時に婦人服を再編し、ライフスタイル型提案のショップを拡大する。新規ブランドは「ジル・サンダー ネイビー」「チヴィディーニ」「ファビアナ フィリップ」「ストラネス」「パオラ フラーニ」「ヘルノ」。また、3階と4階にわかれていた「イッセイ ミヤケ」系4ブランドを集積し、「イッセイ ミヤケワールド」(仮称)を設ける。