イトキンは、百貨店向け14ブランドに共通テーマを設けて商品開発・プロモーションをするプロジェクト「イトキン ミュゼ」を強化している。各ブランドから選出されたスタッフとPRチームがプロジェクトチームを作り、ブランドを横断して企画立案・運営している。
同プロジェクトは昨年スタートし、撥水素材やニットなど素材を切り口に訴求してきた。今年は、より汎用性の高いテーマを設けて店頭プロモーションにもつなげる方針で、4月10日〜23日に「素晴らしい旅〜トリッピン〜」をテーマに、各ブランドが2泊3日の旅コーディネイトやトラベルグッズを提案する。
リバーシブルアイテムなど、旅に適したアイテムを販売する他、ECとの連動を強化するため、1万円以下の価格の商品や雑貨を強化。例えば、「ホコモモラ」からはスリッパをセットにしたバッグ、「MKオム」からは4ウェイバッグやボタン使いでデザインを変えられる2ウェイジャケット、「シビラ」からは速乾素材を使った小袋付きタンクトップなどを提案する。
ブランドを横断したイメージを訴求するため、オーストラリアのイラストレーター、グレース・リーを起用し、各ブランドの商品をイラスト化してカタログやビジュアルを用意。また、各ブランドのバッグをプリントした、共通の白いペーパーバッグを制作(写真)し、「サクマドロップス」とのコラボレーションでノベルティを用意するなど店頭販促に力を入れる。