「無印良品」を運営する良品計画の2014年3〜11月期は、売上高が前年同期比117.4%の1905億円だった。引き続き中国や東南アジアがけん引し、海外事業の売上高は同162.1%の510億円に急伸。消費税増税の影響が懸念された国内事業は既存店売上高が前年実績をキープし、純増21店舗が加わったため同107.9%の1312億円になった。衣料品の売り上げが貢献し、秋冬物ではタートルネックセーターやカシミヤセーターが活発に動いた。大幅増収によって営業利益も同110.1%の178億円と過去最高益を達成した。
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