ファーストリテイリングの2014年8月期連結決算は、売上高が前期比121.0%の1兆3829億円だった。海外ユニクロ事業の売上高が同164.7%の4136億円、国内ユニクロ事業の売上高が同104.7%の7156億円。ユニクロ事業では海外の比率が4割に迫るまでになった。国内ユニクロ事業でヒートテックやエアリズムなど季節商品のプロパー販売が好調だったため、粗利益率は1.5ポイント改善した。だが、Jブランド事業において減損損失193億円を計上したことで、営業利益は同97.2%の1304億円だった。
今期(15年8月期)の予想は、売上高1兆6000億円(前期比115.7%)、営業利益1800億円(同138.0%)、純利益1080億円(同136.1%)。海外ユニクロ事業では200店舗の新規出店を計画する。