繊維商社の瀧定名古屋と瀧定大阪主催による第80回名瀧会(めいりゅうかい)が、11月5日、名古屋のホテルウェスティンナゴヤキャッスルで開催された。名瀧会は、テキスタイルメーカー、アパレルメーカーなどの取引先、関係者を招き、交流、懇談の場として毎年1回開催しているもの。今回は、初代瀧定助が名古屋東方町に移り住み、呉服太物卸商を始めた1864年の瀧定創業から150周年にあたる記念の年(2001年に瀧定名古屋、瀧定大阪に会社分割)とも重なり、1000人以上が来場した。瀧昌之・瀧定名古屋社長(写真右)は、「"商人の王道を歩め"という瀧定伝統の精神を受け継ぎ、今後も日本と世界に魅力ある商品を送りこみたい」と挨拶。瀧隆太・瀧定大阪社長(写真左)は「我々の強みである商品企画力をさらに磨いて、生活を豊かにするファッションの本質を突き詰めていきたい」と話した。