今月グランドオープンした東京駅丸の内駅舎(赤レンガ駅舎)の効果で、丸の内の商業施設が活況を呈している。10月1日〜8日までの主要商業施設の売上高は、昨年の同時期と比べて丸ビルが114.9%、新丸ビルが123.4%、ブリックスクエアが116.1%、オアゾが108.6%、トキアが116.1%と軒並み2ケタ増になった。5年がかりの復元工事を終えた赤レンガ駅舎を一目見ようと急増した観光客が丸の内の商業施設を回遊している。三菱地所によると、とりわけ飲食店の伸び率が高いという。9日からは東京国際フォーラムなどでIMFと世界銀行の総会が開幕したことから外国人客の集客も期待されている。