ビジネス

「ギャップ」復活の道険し 北米で175店舗の閉店を決定

 ギャップは北米でアウトレットやファクトリー店を除く「ギャップ」の店舗を大量に閉店する。2016年1月までに約140店舗、今後数年で合計約175店舗を閉店し、最終的に「ギャップ」の店舗を約500店、同ブランドのアウトレット店を約300店舗にする予定だ。北米の本社スタッフ約250人のリストラも1月までに行い、ヨーロッパでも数店閉店する。これにより16年から年間2500万ドル(約30億7500万円)の経費削減を見込んでいる。

 同社の15年1月期決算は増収減益。2?4月期の売上高は前年同期比97%、純利益は同92%の減収減益だった。円安とカナダドル安の他、アメリカ西海岸の貿易港ストライキも収益に大きく影響した。しかし、「オールドネイビー」の売り上げによって大きなダメージを受けずに済んだという。2?4月期では「オールドネイビー」の既存店における売り上げが同103%で、「ギャップ」の同90%や「バナナ・リパブリック」の同92%を上回った。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

27メディアが登場、これが私たち自慢の“ナンバーワン”【WWDJAPAN BEAUTY付録:化粧品専門店サバイバル最前線】

11月25日発売号は、毎年恒例のメディア特集です。今年のテーマは "ナンバーワン"。出版社や新興メディアは昨今、ウェブサイトやSNSでスピーディーな情報発信をしたり、フェスやアワードなどのイベントを実施したり、自社クリエイティブやIPを用いてソリューション事業を行ったりなど、事業を多角化しています。そのような状況だからこそ、「この分野ならナンバーワン!」と言えるような核を持てているかが重要です。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。