ファッションeコマース最大手「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥデイは、昨年11月1日から開始したポイント10%還元を2月1日から従来の1%に戻すと24日発表した。
同社は「取引先であるブランドをはじめ様々な意見をいただいたこと、また、今後さらに価格競争が過熱化した場合のファッション業界全体に与える影響の大きさを考え、今回の変更決定に至った」と説明している。
ポイント10%還元は同社が実施した消費者アンケートに基づき、前澤友作・社長が「1円でも安くできれば、もっとお客さまとつながることができる。この事実は無視できない。徹底的にやる」と決断した。その直後にアマゾンも多くのブランドを対象にポイント10%還元を導入したため、ファッション業界には価格消耗戦に突入するのではないかと懸念が広がっていた。
同社は同じく11月1日から開始した送料無料サービスは継続するという。