集英社と朝日新聞社、米ニューヨークタイムズ社は3月25日、フリーマガジン「ティー・ジャパン・ザ・ニューヨーク・タイムズ・スタイル・マガジン(以下、ティー・ジャパン)」を創刊する。米モード・ライフスタイル誌「ザ・ニューヨーク・タイムズ・スタイル・マガジン(以下、ティー・マガジン)」の翻訳記事と日本版記事の構成で、「世界の"いま"を切り取る」をテーマとしている。創刊号のカバーにはアーティストのビョークが登場。2大特集として、ビョークと川久保玲「コム デ ギャルソン」デザイナーをフィーチャーする。前者はMoMA(ニューヨーク近代美術館)で開催中の回顧展と新アルバムを通し、これまでの軌跡を語るビョークのインタビューを掲載。また、後者は川久保デザイナーを70年代から見つめ続けてきた、栗野宏文ユナイテッドアローズ クリエイティブディレクション担当 上級顧問が読み解く。
「ティー・ジャパン」は、3月、5月、9月、11月の年4回発行。編集長は内田秀美「シュプール」前編集長が務めている。朝日新聞の宅配データを基に、首都圏1500万円以上の所得を持つ富裕層や、関東・中部・関西在住の開業医などに計20万部配布する。