ワコールホールディングスの子会社であるウンナナクールは、2014年10月から販売したパジャマの一部に同社の品質基準を超える「表面フラッシュ」が発生するおそれがあることから、3月29日から該当商品を自主回収している。同社にはこれまでに、「表面フラッシュが発生した」との報告が6件あったが、負傷はないという。
「表面フラッシュ」とは生地の表面毛羽に着火すると、毛羽から毛羽へ非常に速いスピードで、瞬時に火が走る現象。対象は5品番で、商品名は"グラデーション裏毛パジャマ"および"裏毛裏起毛ボーダー&スキーヤーパジャマ"。総販売枚数は1万135枚で、告知を開始した3月29日以降、現在までに1500枚を回収した。