百貨店やファッションビル系ブランド、セレクトショップの2024-25年秋冬ウィメンズの打ち出しが出そろった。ここ2〜3年の間でランウエイで広がった“定番の再解釈”の価値観は、リアルトレンド市場にも着実に浸透している。トラッド&ベーシック回帰の傾向が一層強まる中、どのように新味を作り出せばいいのだろう?また、昨今の悩みのタネになっている暖冬対策は?展示会取材でもよく耳にした、この秋冬気になる6つのギモンに答える。(この記事は「WWDJAPAN」2024年6月24日号からの抜粋です)
Q. 各社の展示会の傾向は?
秋冬らしいトラッドムードが色濃く。
ジャケット、シャツ、ジーンズといったタイムレスなアイテムを、シルエットバランスの変化やディテールで新鮮に見せるという考え方が主流に。ラメやビジューなどのグリッター素材がとにかく目立った昨秋冬のキラキラ&ドラマチックなテンションはやや落ち着いて、今季はジャケットやピーコートなどのテーラードアイテムが充実。トラッドなムードが一層深まっている。
Q. 暖冬対策はどうする?
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