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ゼオスキンヘルスが日本法人を設立 日本人の肌に合わせて開発した皮脂コントロール美容液を発売

アメリカ発医療機関専売化粧品ブランド「ゼオスキンヘルス(ZO SKIN HEALTH)」を手掛けるゼオスキンヘルスは3月に日本法人を設立し、日本市場に本腰を入れる。7月16日には日本人の肌に合わせて開発した美容液“クラリファイング セラム”(50mL、1万5840円)をクリニックなどで発売する。

「ゼオスキンヘルス」は皮膚科専門医のゼイン・オバジ(Zein Obagi)医師が2007年にアメリカで創設。肌のpHを下げて皮脂をコントロールすることに着目したスキンケア商品を展開する。現在世界13カ国で販売し、日本では10年以上販売してきたが日本市場に大きな可能性を感じていることと、全世界的に見ても非常に重要な戦略的市場であるという見立てから日本法人を設立した。日本法人の代表を務める伊藤亜由美は、「取り扱っていただいている施設や、使用していただいている患者の声を直接聞き、理解することでより適切な商品の発売や効果的なブランド成長につなげたい。また、自社の売り上げ拡大のみならず、日本の美容市場の拡大にも貢献したい」と話す。

日本法人設立に際した戦略については、「基本に立ち返り、医療機関専売化粧品であることの意味をきちんと伝達していきたい。確実に結果を出す優れた商品であるという自信があるので、医師の指導の下、商品を必要とする患者に適切な方法で使っていただき、効果を実感してほしい。創業者のオバジ医師は『皮脂は敵』という理念を掲げ、“ゲッティングスキンレディ”という、洗浄と角質ケア、トナーで構成するカテゴリーを展開している。スキンケアの最初のステップは、肌の状態を整えることから始まることを改めて認識していただけるよう、積極的なコミュニケーションを取っていく」と話した。

新体制の第1弾となる“クラリファイング セラム”は、日本人の肌に合わせて処方を開発したウォーターベースの美容液。タチバナアデク葉エキスとライラックエキス、カニナバラ果実エキスが乾燥を防ぎながら余分な皮脂を最小限に抑え、マイクロバイオームのバランスを整え、透明感のある肌へ導く。水溶性サリチル酸が毛穴の詰まりを抑制。独自の植物幹細胞複合成分が赤みを和らげるほか、フィチン酸が肌のターンオーバーを促し、健やかで明るい印象の肌へ近付ける。

今後もオバジ医師の「皮脂は敵」という理念を提唱し、科学と40年以上の臨床専門知識に基づく商品を開発し、年齢や人種、肌の状態やタイプを問わず、健やかで美しい肌を維持するための包括的なソリューションを提案する。

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