ファッション

ユニクロは「ヒートテック」がけん引し、2012年度上期の前年比103.6%

 ユニクロは上期(2012年9月〜2012年2月)の売上高が、既存店で対前年比103.6%、直営店計で同106.1%、直営店・ダイレクト販売計で同106.7%になった。残暑が続き秋冬商品が伸び悩んだ9月・10月、土日の数が少なかった1月が前年を割ったものの、ウルトラライトダウンやヒートテックが好調に推移した11月の既存店売上高が同113.7%、寒さが継続し、冬物の処分が進んだ2月の既存店売上高が同109.6%になるなど「冬らしい天候で、冬物の販売が好調」(同社広報)だったことが奏功した。
 一方ヒートテックやレギンスなど低価格品の売り上げが拡大したため、上期計の客単価は、既存店の客単価で同97.5%、直営店計で97.5%、直営店・ダイレクト販売計で97.7%といずれも減少した。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。