ミラノ発のレザーグッズブランド「セラピアン(SERAPIAN)」が6月24日、日本初の旗艦店を銀座にオープンした。2フロアで構成し、広さは200平方メートル。建築家のピエロ・ポータルッピ(Piero Portaluppi)が設計したミラノの本社兼アトリエのヴィラ・モーツァルトを着想源に邸宅のような空間に仕上げた。
外壁はミラノの建物によく使われるマリア・テレジア・イエローと呼ばれる柔らかなイエローを採用した。その周りをミラノを拠点に活動するプラントアーティストの川本諭によるフラワーアートが囲む。1階のフロアや床には、ブランドのアイコンであるモザイコ技術を連想させるモザイク状の装飾を施した。ウィンドウを飾ったベネチア人アーティストのロレンツォ・ヴィットゥーリ(Lorenzo Vitturi)をはじめ、店内には多数のアーティストによる作品やアンティーク家具を並べ、伝統とモダンを自由に融合するブランドの美学を表現した。
2階は職人によるオーダーメードサービスが受けられるアトリエを構えた。モザイコ技術を通じて、50 色に及ぶカラーのレザーを自由に組み合わせてオリジナルのレザーグッズのオーダーができる。
また旗艦店オープンを記念して、日本の老舗着物ブランド「千總」とのコラボレーションアイテム3型を先行発売する。
ヴィラ・セラピアン・ギンザ
時間:11:00〜20:00
住所:東京都中央区銀座7-7−1