正直、なかなか売れないのです。特に今はKビューティの影響で、磁器のような白い肌ブーム。濃い目のカラーファンデーションについては、いつの間にか無くなっていたり、製造数を絞っているから全店には在庫がなかったり、リフィルは用意していなかったりというブランドが少なくありません。ただ我々は、こうしたブランドを糾弾することはできないでしょう。なにせ、選んでいないのは私たちなのですから。
ビューティ業界人に話を聞くと、最近は「自分の肌色よりも明るいファンデーションを選ぶ方も」いらっしゃるそうです。だとしたら、「自分の肌色にふさわしいファンデーションを」と啓蒙すべきでしょうか?正直、それも違うような気がします。基本、ファッションやビューティは「as you like(お好きなように)」であるべき世界です。いくらご自身の肌色に合っていないファンデーションでも、(私なら、一度は「こちらだと思います」って接客しそうですがw)「コレがいいんです!」という強い意志をお持ちであれば、快く買っていただくことが大事なんだと思います。
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