ファッション

イトキンが2014-15年秋冬から「タラ・ジャーモン」の輸入販売をスタート

 イトキンは2014-15年秋冬から、フランスのウィメンズウエアブランド「タラ・ジャーモン(TARA JARMON)」の輸入販売をスタートする。同社がインポートビジネスを手掛けるのはこれが初めて。また、輸入商品に加え、日本向けの別注商品などの提案も検討しているという。まずは今秋、百貨店内に3?5店舗を出店。来春以降は、直営店と都市圏の百貨店を中心に約15店舗まで増やす予定だ。
 
 「タラ・ジャーモン」は1990年、カナダ人デザイナーのタラ・ジャーモンが実業家のデビット・ジャーモンが立ち上げたウィメンズウエアブランド。「フェミニン」と「ロマンティック」をコンセプトに、カラフルなドレスやコートなどパリジェンヌらしい上品なリアルクローズを提案している。メインターゲットは30代?40代の女性。パリでは、直営店6店舗を構えるほか、ギャラリー・ラファイエットやル・ボンマルシェなどの百貨店でも取り扱われている。
 
 さらに、15年春夏には、姉妹ブランド「マドモアゼル・タラ(MADEMOISELLE TARA)」のライセンス展開も開始する。同ブランドのメインターゲットは、より若い20代後半?30代前半の女性。「タラ・ジャーモン」のDNAにひねりを加えたトレンド感のあるミックススタイルを提案する。商品は、日本の季節感や日本人女性の体型に合わせ、インポート20%とリプロダクション80%で構成。初年度に都心部の百貨店を中心に約15店舗の出店を予定し、将来的には30店舗規模を目指す。

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