瀧定大阪は2014年1月期通期の営業利益見通しを期初見通しの4億4900万円から、前年比5.6倍の17億円に上方修正した。瀧隆太・社長は「期初には円安による原料や生産コストの上昇の影響を織り込んでいたが、取引先であるアパレルメーカーと良好な取り組みができたうえ、前期に苦戦した製品事業の利益構造の見直しが進んだ」という。売上高は同106.4%の800億円を見込む。
上期(2〜7月)は、服地とOEM(相手先ブランド生産)を手掛ける主力のアパレル事業部の売上高が前年同期比108.7%の248億4200万円、売上総利益が同116.6%の37億700万円、、ヤングゾーンのODM(相手先ブランド企画・生産)事業を手掛けるトレンドストア事業部の売上高が同123.8%の64億1600万円、売上総利益が同128.7%の7億5100万円と好調だった。
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