三井不動産は、2014〜15年に開業予定の広域商圏型ショッピングセンター3施設と大型エンターテインメント複合施設の開発に着手した。2014年には、ニュータウン開発で若いファミリー層が増加している大阪府和泉市に「ららぽーと和泉(仮称)」(店舗面積2万9000坪)をオープン予定。2015年には、東武東上線エリアに位置し、国道254号線に接する敷地に「ららぽーと富士見(仮称)」(店舗面積5万3600坪)、若いファミリー層が多く居住している多摩モノレールの立飛駅に「立川立飛商業施設計画(仮称)」(店舗面積1万8000坪)を開業予定。さらに同年、関西圏だけでなく国内外の観光客に向けたショッピング エンターテインメント施設を、大阪府吹田市エキスポランド跡地にオープン予定だ。店舗面積は2万9000坪。
新たに開発する4施設は「次世代型商業施設」をコンセプトに、アクティブシニア層への対応と地域共生、時代とともに顧客のニーズに応える経年優化、エコエネルギーや環境共生を目指すスマートシティの4つを強化。同社は昨年10月現在で、国内102施設を運営している。