ケリングの2015年12月期決算は売上高が前年比115%の115億8400万ユーロ(約1兆4711億6800万円)、EBITDA(金利、税金および減償却前利益)が同103%の20億5600万ユーロ(約2611億1200万円)、純利益が同131%の6億9600万ユーロ(883億9200万円)だった。
ブランド別に見ると「グッチ(GUCCI)」の売上高が前年比111%の38億9800万ユーロ(約4950億4600万円)、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」が同113%の12億8500万ユーロ(約1631億9500万円)、「サンローラン(SAINT LAURENT)」が同137%の9億7300万ユーロ(約1235億7100万円)、「プーマ(PUMA)」が同113%の34億300万ユーロ(4321億8100万円)だった。
フランソワ・アンリ・ピノー=ケリング会長兼最高経営責任者は「15年度のケリングの決算は下半期の好調な売れ行きと、利益率の改善の結果が反映された。われわれは新しい成長局面に入っている。ブランドの強みを生かし、長期にわたり、価値創造を最大化する」と説明している。
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