ビューティ

特大蝶の「バレンシアガ」や幻想的な「ゴルチエ」 2024-25年秋冬オートクチュールメイク

2024-25年秋冬オートクチュール・コレクションが6月24〜27日、パリで開催された。過去数シーズンと比べて、全体的にナチュラルなルックが少なく、奇抜でドラマチックなヘアとメイクが目立った。目元に蝶を飾った「バレンシアガ(BALENCIAGA)」やミステリアスなメイクを施した「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」など、3、4日目のビューティルックを紹介する。

「バレンシアガ」

「バレンシアガ」のショーには、黒い無地のバンドを目元に巻いたモデルや、黄や青、黒などの特大の蝶で目元を飾ったモデルが登場した。

「ジャンポール・ゴルチエ」

クレージュ(COURREGES)」のニコラス・デ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)=アーティスティック・ディレクターがゲストデザイナーを務めた「ジャンポール・ゴルチエ」では、繊細なウィングアイラインが印象を放つミステリアスなメイクを施し、モデルの顔全体をクチュールで完全に覆い隠したルックもあった。

「ヴィクター&ロルフ」

ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」は、鋭角でボリュームを強調したクチュールに誇張したヘアスタイルを合わせた。漆喰で固めたようなストレートの前髪や、艶加工したウェーブのかかった髪が、頭頂部や側面から旗のように形作られた。

「ドレス・バイ・ジュリー・ドゥ・リブラン」

ドレス・バイ・ジュリー・ドゥ・リブラン(DRESS BY JULIE DE LIBRAN)」のラストルックは、モデルの頭の両脇を大きなメタリックの花で飾り、センター分けの髪を後ろに向かって下ろしていた。髪飾りは、首元にあしらった装飾と呼応していた。

「ロバート ウン」

「ロバート ウン(ROBERT WUN)」のショーでは、大きな帽子や傘で顔を隠したモデルの目元やこめかみに、赤い顔料が大胆にかかっていた。

「ユイマ ナカザト」

ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)」のショーでも「ロバート ウン」と同じような赤い顔料が顔に使われ、顔料で首やデコルテまで彩ったモデルもいた。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。