ファーストリテイリングは、フォーエバー21のエグゼクティブ・ヴァイスプレジデント兼シニア・ヴァイスプレジデント兼最高財務責任者(CFO)を11年にわたり務めていたラリー・マイヤー(写真中央)を、ユクニロUSAの最高執行責任者(COO)に起用した。マイヤーCOOはフォーエバー21に入る以前、トイザラスの国際部門CFOやペプシコの要職を歴任してきたベテラン。
柳井正ファーストリテイリング会長兼社長は、「ラリーをユニクロに迎えることができてとても嬉しい。経験豊かな彼の手腕を存分に発揮してもらいたい」とコメント。マイヤーCOOも「ユニクロに加わって米国ビジネスを新たな段階に導いていくのは非常に胸躍る仕事」と述べている。
また、ユニクロUSAの最高経営責任者(CEO)に、堂前宣夫ファーストリテイリング上席執行役員が就任した。堂前CEOはユニクロが米国進出を果たした2005年から07年にかけて、USA社のCEOに就いていた経緯がある。
なお、引き続き小竹伸・前CEOが東海岸を担当し、京極康信・前COOが西海岸を手掛けていく。