オンワードホールディングスの2015年2月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前期比56.2%の57億3100万円だった。売上高は同100.5%の2815億100万円と前期水準を維持したものの、円安による調達コストの上昇、販管費率の0.8ポイントの増加などが収益を圧迫し、2期連続の営業減益になった。経常利益は同58.7%の71億6200万円、当期利益は同90.2%の42億400万円だった。
今期は3期ぶりの営業増益の見通し。売上高で前期比93.8%の2640億円、営業利益で同157.0%の90億円、経常利益で同139.6%の100億円、当期利益で同118.9%の50億円を予想する。値引き率の抑制で粗利益率を改善させる。