イオンモールの2015年2月期連結業績は、純利益が前期比104.6%の245億円と最高益を更新した。売上高に相当する営業収益は同115.2%の2039億円だった。当期は国内で岡山や和歌山など7施設、海外で初進出のカンボジア・プノンペンなど4施設を新たに開業した。積極的な開発に伴い、販管費が膨らんだため、営業利益は同99.2%の418億円とほぼ前期並だった。固定資産売却益など18億円の特別利益が収益を押し上げた。
今期予想は営業収益2380億円(前期比116.7%)、営業利益445億円(同106.3%)、純利益246億円(同100.4%)。国内では先月開業した旭川駅前、今月25日開業する沖縄ライカムなど5施設、海外では中国、ベトナム、インドネシアに8施設を新規開業する。