ビジネス

レナウン2月期、営業赤字幅が拡大

 レナウンの2013年2月期連結決算は、売上高が前期比102.1%の761億9400万円だったものの、営業損益が5億1300万円の赤字(前期は3億2000万円の赤字)だった。在庫削減のため積極的に値引き販売を行なったことで売上高総利益率が0.4ポイント悪化した。増収は、GMS販路の「エレメントオブシンプルライフ」、直営店の「アーノルドパーマータイムレス」の積極出店が寄与したもの。一方で売上高の7割超を占める百貨店販路は前期比94.3%に終わった。今期は正価販売比率の向上による売上高総利益率の改善、販管費率の削減によって営業損益を5億円の黒字に転換させる見通し。

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