世界でアートフェアを手掛けるThe Art Assemblyは7月5日から7日まで、国内外から厳選された著名ギャラリーが一堂に会する世界水準のアートフェア「第2回 Tokyo Gendai(東京現代)」を、パシフィコ横浜で開催する。
今回は、世界18カ国から約70のギャラリーが集結。作品展示に加えて、プログラムを設けることで、国内外の優れたアート作品を新たな視点で探求する機会を来場者に提供する。
会場では世界有数の現代アートギャラリーの作品を3つのテーマ別セクターで展示する。1つ目の「Galleries(ギャラリーズ)」では日本と海外の37ギャラリーが集結。各ギャラリーを代表する作家の作品を展示する。2つ目の「Hana 'Flower'」では24ギャラリーが、若手~中堅アーティスト1~2人による作品を展示。3つ目の「Eda 'Branch'」は、8ギャラリーが参加し、アジア出身のアーティストや、歴史的に重要なアーティストの作品を展示する。
さらに特別プログラムも実施。異なるバックグラウンドを持つ女性アーティストの作品を展示する特別展「Tsubomi ‘Flower Bud’」や国内外のギャラリー5軒が参加し、各ギャラリーを代表する作家による大型なインスタレーションを展開する「Sato ‘Meadow’」、国内の芸術文化財団による特別ショーケースを楽しめる「Ne ‘Root’」も行われる。
また、現代アートの第一線で活躍するキーパーソン20人を招き、国内外における現代アートの潮流や社会情勢の現在地点など、多岐にわたるテーマを異なる視点から掘り下げるトークセッションプログラム「Art Talks」も開催される。プログラムには、石田潤「GQ JAPAN」ヘッド・オブ・エディトリアル・コンテントや片岡真実・森美術館 館長、蔵屋美香・横浜美術館館長、横浜トリエンナーレ組織委員会総合ディレクター、真鍋大度・アーティストなどが参加する。※詳しいプログラム別の時間などは公式サイトで要確認。
今回、新たな取り組みとして出展アーティストによる子ども向け無料ワークショップ“IntoArt”も開催される。子どもの運動教室や若者の就労支援事業、教育現場への参画を行うGotoschoolが主催し、著名な彫刻家の名和晃平とキュレーターの丹原健翔が監督となり、出展アーティストがナビゲーターを務める。世界レベルの作家から直接アートを学び、作品づくりの楽しさを体感しながら、会場では講師となったアーティストたちの作品を楽しめる。
会場の展示風景
■第2回 Tokyo Gendai
会期:7月5〜7日
会場:パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場)ホールC/D
料金:(当日券)大人 4500円、学生・障害のある方 2700円
主催 The Art Assembly
https://tokyogendai.com/ja/